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遙かなる時空の中で7【五月・幸村】感想

 

遙かなる時空の中で7フルコンしました!

 

遙かなる時空の中で7

遙かなる時空の中で7

  • 発売日: 2020/06/18
  • メディア: Video Game
 

 

今回は青龍組&全体としての感想です。

それ以外はこちらとなっております。

 

⇒遙かなる時空の中で7【初回&武蔵・大和】感想

⇒遙かなる時空の中で7【阿国・宗矩・兼続・長政】感想

 

とても楽しくプレイしました!

※ネタバレ全開ですのでプレイ済みの方推奨

 

 

 

 

 

 

 

天野五月

 

石田三成との関係は共通の時点で気づいたけど恋愛面はどうなるんだろうと思いながらスタートした五月お兄ちゃん。の前に。七緒ちゃんが龍神そのものなんて全く気付かなくてめちゃくちゃびっくりしました!彼女自身が龍神だったから富士で龍神を呼び出すことは叶わなかったし、龍神のお告げという夢は見降ろすような空からの視点だったのか!ひゃ~。おそらく分かりやすく仄めかしていた生き別れの双子の存在は、この真実の隠れ蓑の役割もあったのかな。(思い出したから全然関係ないこというと共通√で七緒ちゃんがあそこに空飛ぶ水筒がって言ってえっ水筒!?って気を奪われた隙に五月の持ってた写真奪うの可愛いな)

 

ずっと自分より兄はすごくて頼りになる人だと言い続けていたし、「偽物の兄」なんて言ってたので劣等感が何かポイントになってくるのかもと思っていましたが、これって嫉妬はあるかもしれないけれど、劣等感じゃなくて純粋にふがいない自分への言葉だったのですね、そう思うと彼の柔らかさに包まれた強いまっすぐな感情が眩しい。その心の在り方が七緒ちゃんに向いたのが龍神にさせない為の努力や策に繋がると。たとえ彼女の意思を無視してでも嫌われてでも、失うことよりマシだと判断した彼が愛おしい。

 

五月は、七緒が怨霊となってしまった兄、織田信忠を浄化した夜の涙を見た時に、兄としてではなく一人の男として彼女の傍にいるという決意をしたのだと思います。三鶴への兄として憧れを抱いていたのもあって七緒に背伸びをしていたのかも、という流れで兄脱却の意思を伝える場面、大事なシーンとは分かりましたが兄(信忠)に対し感傷に浸る場面で兄じゃなくてそのままの自分で・・・と伝えるのってこの時じゃなきゃだめだったのかなと少し???となってしまいました。今までずっと「お兄ちゃん」だったのに今急にそんなこと言われても!!

七緒ちゃんの五月への見方が変わるきっかけはあるだろうとは思っていましたが急に感じました。しかしそれは七緒からすると、という意味でおそらく五月からすれば七緒はずっと妹じゃなかったんでしょうね。何事もなく現代で生活していたら淡い恋に実らせないように大事にしていた恋心は胸にしまっておいたんだろうな。

五月√で唯一物足りなかったのが、七緒の兄から恋をした男性に意識が変わる描写です。それ以外は終始萌えた・・・プレイ中何度も思ったのが五月のぽややんな困り顔の立ち絵がとてもとても好きです。青龍はきりっとしたキャラのイメージがあったので彼はそのイメージから外れたっていうのもギャップでした。

 

兄妹としての繋がりがいつの間にか男女の仲に発展してより大事な存在へとなっていたから、一度白龍となってしまった七緒が再び人として呼び戻された。ここまでの流れの存在が大きくてこの後少しあっさりに感じられましたが、現代に戻るシーンがお気に入りです。「これからは兄妹としてじゃなくてええと・・・」「恋人として?」「どうして先に言うの!」これこれ五七の関係このゆるさが良い。「じゃあどうぞ」って彼女が言えうの他のキャラではあんまり想像できない。お互い心がすぐ近くに感じられる距離感。あと七緒ちゃんが今後の呼び方を五月さんか、五月で悩むの可愛いしどっちも捨てがたいという五月も可愛い。それを見守る他八葉のむずむずを想像してくすくすしてました(笑)

 

現代で大学生として生活する二人の雰囲気が明らかに恋人に変わっててすごく良かったです!!クラスの男女比気にしたり可愛い彼女って言ったり。堂々と恋人としていられるのよかったね!!!でも親は事情知ってるから良いとして、周りの友人はびっくりしますよねー。

兄だと言っていたのが急に恋人ですになるんですもの。高校時代密かに人気があり大学でもあの人かっこいいと噂される五月と、男女共に好感度が高く親しみやすさもあって男子をドキっとさせちゃう七緒がくっついて&恋人がいると知ってショックを受ける者が多数いるものの、お似合いすぎる二人に拍手をおくることしかできないモブ(妄想)

 

 

 

 

 

真田幸村

 

しんどい発言が目立っていた幸村√。しんどいって一言耳にした時から、この戦乱の世ではむすばれないなと悟っていました。じゃなきゃしんどいなんて言葉でてこないですよね。当たらずも遠からず。私の予想としては乱世で二人とも命を落とし来世、来来世など遠い未来で再び出会い恋をする、というものでした。シチュエーションは違うけど同じ四神がでてくるふしぎ遊戯のとすこし似た再会なのではと(ふしぎ遊戯も面白い) 。

 

しかしそっか、神域か。そりゃ賛否分かれるわな~~!しかもしんどいの嵐~~!幸村の七緒の「大切にする」のやり方が五月と対になっていて、五月は自分が何をしてでも閉じ込めてしまうタイプだったけど、幸村はこれが俺の姫だと言わんばかりに後押しをする。五月が幸村なら任せられると思ったのにって言ってしまう気持ちすごくよく分かる。彼はきっと七緒ちゃんがいなければ生きてゆけないしそんな未来想像できなかったのね。

確信的な描写がなくとも五月√の感想で語ったように、ワタシは五月はずっと七緒への恋心を自分で抑えていたのだと思っています。なので幸村が七緒がどうなってもいいとも言える決断を下したことが許せなかったのでしょう。とにかくこの幸村√のしんどさの一つは五月が辛いということ。おまけに完全に龍神となってしまった彼女に会うことが出来ないのですから。恋心の妹の存在を同時に失くしたはとても心が痛い。

 

二つめは言わずもがなエンディングに繋がる部分。最後の決戦前、七緒ちゃんの家に寄った時の二人の会話が完全にフラグでやめてくれ・・・となりました。「私が家族になりたいと望んだのはあなたです」「私は龍神で人ではないとしっているのに」「あなたを愛しているからです」「あなたの心に私は恋をしたのでしょう」語るこの辺のやりとりめちゃくちゃぐっときました。その後の切ない展開を予感して。

そしてやっぱり七緒ちゃんは龍神になるし幸村も今は行けませんって言いながら戦いで命を落とすし。八葉や他の人の目かみると彼らにとってあの結末は幸せだったのかは確かに疑問に映る。それでも七緒は大事な人たちが住まうあの世界を守ることができたこと、幸村は自分の信じる志を全うして最後を迎えたこと。どちらも自身にとって悔いのない生き方だったのが素敵。でも切ない。七緒が龍神となる際にも幸村はあなたに寄り添うと約束したからと後押しする発言がまたね、彼らの揺るがぬ想いと絆を感じられて・・・。

 

その後の再会がまさかの神域で人の世ですらないって。本人達がすごく幸せそうという意味ではメリバにも似たエンディングですね私としては好きでしたしんどいけど!姫ではなく七緒と名前を呼んでやっと会えた時の2つのスチルの良さですよ。はぁーーー泣いた。

永遠って使い方によってプラスの印象にもマイナスの印象にも転じる言葉だと思うのですがここでの永遠は痛みを伴いながらもプラスなんでしょうね。文字通り愛した人と永遠を共にするのですから。あんなにも幸せに笑う七緒ちゃんと愛おし気な幸村の姿を見ればハッピーエンドっていうしかないううう!!

 

人質になったり弟を理不尽になくしたり兄と敵対したりたくさん大切なものが手から零れてきた人生、幸せ慣れしていない幸村がやっと掴んだ幸せそのものは誰にも否定できないのだと思うのです。大好きだーー(T_T)!!

「私はあなたの幸せになれているでしょうか?」このセリフが好きです。あと忘れちゃいけないこの幸村√の幸村のためのものと言っても過言ではないBGM「英雄譚の終わり」。最高に好きでずっと聞いていられるけど思い出すから心が締め付けられるし同時にふわふわする。

 

 

 

 

最後に

 

はるなな最高!とても面白く楽しかったです。

 

全体的にしんどさにムラがあったのはバランス的に良かったのかな。全√通しての最大の真相は龍神の正体でしたね。知ると宗矩√にもああなるほどって感じる部分がありましたし。いやはや青龍二人は制限かけていいレベルの内容だった(笑)初周から幸村√やった方とかいらっしゃるのでしょうか、あれ最初だと後がいろいろきついし他が物足りなくなりそう・・・。

推しは定まらないのでもう絞るの諦めて長政と五月と幸村三人推していきます(笑)それと最後まで織田秀信攻略させてくれな思いが消えることがありませんでした。可愛くも男らしい彼をぜひ攻略させて欲しかった。

幸村の兄、信幸もめっちゃ良かったあの兄弟息をするように女性落としにかかってくるしなにより嫁のろけが可愛すぎて。幸村と七緒が幸せそうに過ごす傍ら見守る信幸の図も叶うことはないと分かっていても想像すると幸せで泣けます。

 あとちょいちょい恋に敏感なあやめちゃんの発言も可愛いくて私も養女にしたいw

 

戦乱の世ということで生きて欲しいキャラが亡くなったり複雑な思いを抱えたり闘いの中だからこその重さも、攻略対象と七緒との話しとは別に感じられました。また今回織田信長の娘である天野七緒というヒロインにすごく好感を持ちましたのもプレイが楽しかったうちのひとつ。少女らしさをもちつつ、信長にあっただろうカリスマ性を感じる冷静さや物怖じしない態度。でも確かに現代で生きてきたただの女の子でもあるとも感じられて。

 

とりあえず今出てるCDは買おうと思います。ゲームよりCD積みがちなのやめたい( ˘ω˘ )

 

今発売されている春夏秋冬の配信も購入しますが、もっと個別で描かれるものが読みたいなと思うのでFDなり配信なり何かしらまた展開してくれることを願います。

 

 

 

 

 

 

ではお付き合いいただきありがとうございました。

 

ちよこ