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Starry☆Sky~Summer Stories~ 本編感想

 

Starry☆Sky~Summer Stories~、今回は~in Summer~の感想です。

 

Starry☆Sky~Summer Stories~ - PSVita

Starry☆Sky~SummkorudaStories~ - PSVita

  • 発売日: 2017/05/11
  • メディア: Video Game
 

 

※〜After Summer〜(メインキャラ3名)はWinter本編まで終えたあと後日別記事追加予定

※前半(〜キャラ別感想)ネタバレなし

 

Starry☆Sky~Spring Stories~ 本編感想

Starry☆Sky~Autumn Stories~ 本編感想

 

 

 

 

はじめに

 

Summerは一条の流星がごとし矢を解き放つ青春いっぱいADV。

もうね、夏の青春いっぱいでした。プール掃除したあとスイカ食べたいし、アイス食べあいっこしたいし、花火できゃっきゃしたい。

 

推し(好き)ポイント

 

✓本気の部活は青春である

弓道っていいですよね。かっこよい。もし弓道をしている人生だったらワタシはもうちょっと心を落ち着けるのが上手い人になっていたのだろうか。否な気がする・・・。部活に打ち込み夏を謳歌するキャラクター達と一緒に夏を味わいました。

ぶつかったり悩んだり信頼しあったり、こんな青春過ごしたかった!

 

✓サブキャラクターのエンディングが!

とっても素敵で思わぬ収穫。犬飼くんと出会えたのはワタシの乙女ゲ人生の中でも大きな出来事といえるでしょう。

 

✓ギャップ、ギャップ、ギャップ

 個人的に思っていたのと違う!ってキャラクターばかり・・・てか全員かな?で、すごく予想外な萌えの宝庫に感じました。

 

 

惜しい(注意)ポイント

 

✓大会に関しては飽きがきた

初周はもちろん新鮮でしたが、二周目以降もフォーカスされるキャラクターが変わるだけで内容はほぼ変わらない。特別目立つ演出もないのでちょっとチープに感じてしまいました。部活=夏ではなく、部活が夏に含まれるという物語だったのでそんなに気にしなかったけれども。

 

 

ひとこと

 

金久保誉

想像以上に萌えが詰まっていて震え…

 

宮地龍之介

あの、食生活が、心配すぎる

 

木ノ瀬梓

こんな後輩いたら絶対惚れてまううう

 

白鳥弥彦(サブ)

憧れが恋に変わっても憧れは消えないんだ

 

犬飼隆文(サブ)

メイン意外のキャラにこんな素敵な√用意してくれてありがとうございます天に召されました

 

小熊伸也(サブ)

え?びっくり!び、びっくり!

 

 

キャラクター別感想

 

※以降ネタバレ注意

※プレイ順

 

金久保誉

共通√の時点でおや?あれ?優しいお兄さんポジかと思ったけど結構グイグイ系では?す、すき、、となった部長。萌えがたくさんでびっくりした〜!ナチュラルに可愛いって言うし(照れてあまり言えないタイプかとばかり)、おちゃめな言動で他の部員に牽制するし。

七夕の夜、梓くんが自分と月子ちゃんを彦星と織姫に例えたことに対して「そっかー。木ノ瀬くんは夜久さんと一年に一度しか会えなくていいんだね」「え?」っていう会話がとってもツボで!!梓くんが言いたいのはそういうことじゃないの分かっていて意地悪な方向にもっていくのときめく。

 

部長じゃなくて先輩でもなく、ただの男性として見てもらえることをあの儚げフェイスの下で考えていると思うとよだれもの。告白後に「僕が愛情表現をしても全く気付いてもらえないんだもん」「鈍すぎ!」って言いのけるほど彼は態度で示していたんですよ。返事をもらっていない段階でぎゅっと抱き寄せるしさーあー!その押しの強さにまんまとやられた。

なんだかひとことで言い表せない人だなって思います。優しくて頼りになって、ちょっと小悪魔的な意地悪や腹黒な笑顔も持っていて、プレッシャーに弱いという繊細さも持ち合わせつつほんわか癒しオーラを放っていて。不思議な吸引力を感じるのが誉さん。

 

エンディングはノーマルエンドが個人的には美味しかったです。誉さんの卒業で全寮制である星月学園からいなくなるということは必然的に物理的距離が出来る。そのことによる浮気の心配!「こんなに夢中なのに、そんなに可愛いこというと連れて帰っちゃうよ?」「それは私が卒業してからにしてください」「今日は予約だけにしておくね」

よ・や・く!

一つ、彼女を連れて帰る発言する金久保誉

一つ、卒業してからならOKを出す月子

一つ、そんな会話が出来てしまう安定感ある恋人関係

 

萌える。

 

 

宮地龍之介

知れば知るほど可愛く思える人でした!最初のクールな印象が良い意味で崩壊。昼食がスイーツビュッフェなのは置いといて。体育祭の二人三脚練習の二人の初々しい戸惑いやら水着選びに付き合ってほしいとの申し出にアイスで釣られたり。とってもキューティーな男子高生だったな。

そんな可愛い彼の√で印象に残っているかっこいいなと感じた言葉が二つあります。

一つは「頑張れじゃなくて踏ん張れ」。月子ちゃんはすでに頑張っているから、更なる上を目指す為に頑張るのではなくそのまま踏ん張って切り抜けようという意味で使われたこの言葉がすごく素敵!

二つ目は「特別な行為だけが支えになるとは限らない」「存在するだけで支えになることだってある」ここでは部活での関係を示していたと思いますが、もっとピンポイントに言い換えると"何かしてくれるから好きになったわけじゃない”ってことだと考えます。良いこと言うな。

 

頭をよぎったのが夏空のモノローグで出てきた「強い人はいない、強くあろうとする人がいるだけだ」という言葉(正確じゃないかもだけどニュアンスはあってるはず)。

ワタシには宮地がとても繊細で傷つきやすい人に思えてならなくて、彼の中から出てくるそういう言葉は強くあろうとした結果に寄り添った言葉達なのかなと感じるのです。

しかし、思わずしてしまったキスを忘れてくれと告げ、告白を断りかけた時はちょっと怒ったぞ。いま、いまは頑張ってくれ~!!!ってね(笑)彼らしかった。お膳立てした梓くんはいい子だなああ。

グッドエンド、「手を繋いで帰ってやる」に対して月子ちゃんが「宮地くんの甘えん坊」って言うの良かった。彼女とたくさんの時間を過ごす中で眉間の皺癖が解消されますように!

 

 

木ノ瀬梓

小悪魔だけれど、小悪魔にみせかけた男気というギャップにやられた。いや小悪魔だけど。ずるいって何度口から出たか!

息をするように口説かれていたような気になりましたが、どの場面でも本気でこっちが照れてしまうんですよ。過剰に口説かれると笑ってしまうことってないですか?(行き過ぎた例をあげるならオトメイトのバリアブルバリケードのあの人)その笑いさえもできないガチ照れ。ちなみにそうなるとワタシは涙目になってしまいます。まさかこんな可愛い後輩にこんな思いを抱くなんて油断していました。「少しはキュンときますか?」と聞かれてはいしか言えないいい。

 

自信に満ち溢れる強気な態度だけど、自分の評価を過大することも過小することもしないフラットさも魅力の一つだなと感じました。だから宮地くんとぶつかることはあっても、=嫌いってわけじゃない。秀でた能力を天才と言われ、彼なりの努力を分かってもらうことが少なくとも大きな反論はしない。だってそれだけの能力を自分は持っているから。という思考の持ち主かなと思います。考え方が大人っぽいんだよなぁ。

ああでも犬飼くんに「都合のいい時だけ年下キャラか…」て言われてたのとても頷いてしまった。そゆとこ!可愛さと後輩のお願いという武器で迫られたら月子ちゃん断れないの分かってる、もちろんワタシも断れない。

 

執着を怖がっていた気持ちはとても梓くんらしさを感じます。何でもできる人って多分大なり小なりそういう気持ちは抱きがちなんじゃないですかね。春夏とプレイした上で感じているスタスカの印象の一つに、人の小さく降り積もる感情を掬い上げている作品だと思っているところがあります。それが梓くんの√では執着とか努力とか。

執着がひとつである必要がないという気付きを与えた月子ちゃん。気付いてしまえば簡単なのに気付くまで忘れがちな思考を縛るレールとでも言いましょうか、彼にとってとても大きな出来事だったはず。

これからの未来、そういう気付きを与え合う関係でいて欲しいなと思います!

余談ですがお付き合い解禁時、白鳥くんの絶望具合に笑いましたwごめんね~もう彼女は梓くんのものなのですよふっふっふ。

 

 

3バカ

After Summerの内容を含みます

 

◆白鳥弥彦

本編では告白できなかった白鳥くん。「この恋を大事にしたいから俺なりにもう少し恋心を育てるんだ」きゅんとしてしまった!全然タイプじゃないけど、大事に想う姿勢って誰であろうとときめいてしまいます。

彼って途中入部だったんですね、しかもお目当てが月子ちゃんって。それで結婚しちゃんならもう運命だよ!!憧れから恋に変わってしまう過程を思うと甘酸っぱい。

しかも彼の場合基本的にキャラがかっこつけたりしないおちゃらけ担当じゃないですか。そういう馬鹿やってる裏で恋に一喜一憂してるんだよねうんうんいいねえ青春だねえ。

告白しようと「すっ、すっ」ってなってる時に月子ちゃんから「教えて」っていうのめーちゃ萌えた、思いが膨らみすぎて緊張のあまり言葉がでない彼をそっと月子ちゃんが導く!良い!「私も好きです。付き合ってください」これ聞いて白鳥くん死ぬんじゃないかと心配した。でも死ねないね、可愛い【彼女】のために・・・にやにや。

 

ラスト下の名前で呼び合うのはすごく感慨深かったです。あの白鳥くんと月子ちゃんが・・・という。誰目線?って自分でも思ってしまいました。分かりやすいほどに親ばかな白鳥くんが想像出来ちゃうな、お幸せに!

 

 

◆犬飼隆文

まさかまさかの犬飼くんにメインキャラかと思えるほどに悶えまくる未来を誰が想像していたでしょうか。びっくりどっきり過ぎて笑うしかなかった。

まず、本編エンディングで扉を開けようと重なった手に戸惑う二人最高か?あくまでお友達の関係。「お前も恋したいって思うのか?」「一応女の子ですから?」「じゃあ俺と恋してみねーか?」「冗談だよばーか」「俺なんかに顔赤くしてんじゃねーよ!」AHAHAHA!!好きしかないこれ書きながら萌えが溢れて笑っています。

 

本編の犬飼ENDを終えた時点での彼の好きな所って一歩引いた目線で物事を見ているところ、安全圏で傍観する癖がありそうなところなんですけど、AfterSummerまで終えて、その好きなところが凝縮されているような物語に興奮しっぱなしでした。あの夏から短くはない数年間を友人として距離を縮めていたものの自分では役不足だと一線引いているんだもん。好きなくせに!好きなくせに!(大事なことは二度言います)

三年生になって歩くスターロード。「本音を言うならお色気ムンムンの美女と歩きたいところだが我慢してやるよ」「そんなこと言ったら私もムキムキのかっこいいナイスガイと歩きたいけど、我慢してあげる」好きなくせに~~!(何度でも言う)自分たちの間に恋がないことで安心し、友人関係としての居心地の良さを手放せない様子が伝わる。

 

ぷち同窓会、居酒屋にて、あれでなんで付き合ってないの?って二人がいない時にみんなで話すのも良かったな。大学でも周囲に全否定していたらしいし。なのにはやくも漂う夫婦に似た安定オーラ。で、お付き合いすることになる帰り道。何度思い出しても萌えのあまり気持ち悪い笑いをこぼしてしまう。

農民やらお姫様に例えて下手に夢は見たくないっっていう彼の考え方がワタシとの解釈ばっちり過ぎて!おとぎ話になぞらえて遠回しにする二人の会話がもどかしかったけれど、この後急に「30歳までお互い相手がいなかったら…結婚すっか」っていう現実味を帯びた台詞がきて無事天国に召されました。しかしここでもまだ予防線を張る犬飼くん。月子ちゃんが待ってるのはそれじゃないんだよ。「な、なあ、俺らいつも一緒にいるし、今更こういうのもなんだけど…付き合うか?」「う、うん付き合ってあげてもいいよ」それだよーーーー!!(泣)

 

農民がずっと恋焦がれていたのに言えなかったお姫様への想いと望んでいた言葉をもらえて出てきた彼女の嬉し泣きに拍手。ここまできてやっと「俺お前がずっと好きだったわ、俺と付き合ってくれ」という堂々たる願望を口にすることが出来たのでした。ここにくるまでの心と関係の流れが最高過ぎておかずにして白ご飯3杯は食べられる。その数年後?、ブサイク連呼し続けてきた彼が「可愛いよ」って言ったのを聞き届けて死亡。ありがとう。ありがとう。

 


◆小熊伸也

ワタシの心の第一声「どなた?」と、なるくらい外見の変化がすごくて驚き。その方向は考えていなかった!そうだよね、梓くんの身長があんなに伸びてるんだから小熊くんも当然そのポテンシャルを有しているわけで。にしても変化というか破壊力というかというか可能性を体現した姿と心の成長の伸び方がえげつない、そして良い。

 

バイトでモデルとかフランスへ交換留学とか。その変化を与えたのは月子ちゃんだと思います。「大人になりたい」との言葉から彼は月子ちゃんと同等に、さらに守れる頼れるような男になりたいって思っていて、でもそれは身体的なことじゃなく精神的な意味で。体は時間と共に成長するけど心は成長しようとしなければ出来ない。部長という経験もきっかけとなって、自分の望む【成長】を考えた時に自分に何が出来るか、何をしたいか考えた結果がそういう行動に繋がったのかなと考えました。

 

素敵な男性だ~!何よりかっこいい!内側のかっこよさを恋で身につけた感・・・男になった小熊伸也。おどおどしていたあの彼が先輩はますます可愛いくなったってさらっと言えちゃうんだもんな。

 

 

おわりに

 

日本の春夏秋冬の良さってこうやってコンテンツでみると素敵なものなんだなっていうのを客観的にみられる気がします。はやく春に、はやく秋に、なんてよく言ってしまいますがその季節でしか感じられない情緒をもっと大切にしたいなと感じました。

次はAutumnです。どうやら攻略対象キャラは先生らしいということでまた生徒同士とは異なるときめきを求めて。とっても楽しみです!

 

お付き合いありがとうございました~

 

ちよこ