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Starry☆Sky~Autumn Stories~ 本編感想

 

Starry☆Sky~AutumnStories~、今回は~in Autumn~の感想です。

 

Starry☆Sky~Autumn Stories~ - PSVita

Starry☆Sky~Autumn Stories~ - PSVita

  • 発売日: 2017/08/24
  • メディア: Video Game
 

 


 ※〜after Autumn〜はWinter本編まで終えたあと後日別記事予定

※前半(〜キャラ別感想)ネタバレなし

 

Starry☆Sky~Spring Stories~ 本編感想

Starry☆Sky~Summer Stories~ 本編感想

 

 

 

 

 

はじめに 

 

Autumnは恋も葉も大人に色づく一筋縄じゃいかないADV。

確かに一筋縄ではいかなかった。でも思ったよりピュアさを感じる先生達でスタスカだなあ~~と思いました!では以下感想です。

 

 

推し(好き)ポイント 

 

✓せんせーと恋!=年の差の恋!

先生達との距離が初っ端から近すぎたのでちょっと合わないかもしれない・・・と感じた序盤。まあなんだかんだで設定だと受け入れられると癖になり。生徒を口説く先生、周りをもっと気にしてしてくれ欲しい先生、寝ていいの?な先生、思うことはあったけど先生との恋っていうより歳の差の萌える恋と思えばワタシにとって美味しい展開なわけですよ。年の差ラブ!

 

✓失恋エンドがあるのね

春夏は全て最終的にハッピーな気持ちで終えるエンディングだったので失恋するのは考えていなかった!冬は未プレイなので分かりませんが先生√で失恋エンドご用意したのはナイスだと思いました。これがまた切ない!想いが足りないとかじゃないんですよ・・・好きじゃんか・・・悲しい、好き。

 

 

惜しい(注意)ポイント 

 

✓距離の近さ

 上記でちらっと書きましたが、【先生と生徒があるきっかけで距離が深まる】というより【プレイして早速近い】ので仮に先生と生徒の禁断の・・・を求めていたなら作風と気持ちのズレが生じていたかも。先生からのアクションに限らず、月子ちゃんからのアクションも含めて。

 

✓幼馴染ずーー!

個人的にはサブキャラのクラスメイトと一緒にいることが多い月子ちゃんにあなた絶対もっと幼馴染と過ごしてるでしょう!?と突っ込みをいれたい。もう一つ気になったのがこれは羊くんが海外いかなかった世界ってことですよね、スチルにいたもんね?ちらっといた三人かわいいかた。

 

 

ひとこと 

 

星月琥太郎

惹かれてしまったが最後、希望か絶望か

 

陽日直獅

恋の暴走列車はとまらない

 

水嶋郁

不器用なかわいいおひと

 

 

 

キャラクター別感想 

 

※以降ネタバレ注意

※プレイ順

 

 

水嶋郁

 

出会ってすぐ、この大人どうしてくれよう①と思ったけど最終的に可愛い路線に気持ちが盛り上がったので良かったです。だって簡単に口説くし、触るし、他の男子生徒のお手本とかいって絡みがうzむかつくし(この√で絡んくる「マドンナじゃん!ラッキー!」みたいなノリの男子生徒みな滅びよとか思った)恋できるか疑問に思ってしまった。「君、彼氏いる?」「僕が君を狙ってもいい?」って実習先の学校で・・・ってポッカーーンですよ!め!

 

とまあ、出会い方は最悪な印象だった水嶋先生。恋とか愛とか幻想でゲームという考え方、それに至った理由が人を信じられないから。寂しくて人を近づけるのに、信じず試して離れるくせにまた近づけようとする。そんな矛盾も√を終えた今では可愛く思えます。

一周目において恋人ごっこをすることになった彼の心情を、二周目の彼目線を読むことで理解に追いつき言動と行動が一貫しないことが腑に落ちました。

 

彼は月子ちゃんに裏切って欲しかったのかー!愛を教えるなど無理だと、幻想なんだと、諦めて欲しいと。そしてやっぱりそうでしょう?と言ってやりたかった。でも彼女がそうするはずがなく。信じたくなるのに信じられずに・・・最後の最後まで密かに彼の中で揺れまくる感情がよく現れていて、終えたあとに納得させられた物語展開でした。

 

そんな揺れに揺れた先のお付き合いだから愛情エンドあんなに甘いんですよね!「僕の可愛い子猫ちゃん」ですよ。嫉妬深いのは言わずもがな(月子ちゃんのクラスメイトに嫉妬するくらいだし)これ以上ないくらい愛が重そう。月子ちゃんからのも重そう。もちろんお互い重いなんて感覚はないだろうけれど。

付き合ってからの、「大人のキスの感想は?」「ま、まだお子様のままでいいです」「僕はお子様の月子も好きだよ。月子が大人になっていく姿を見守る楽しみがるから」これ!これよ年の差恋愛の美味しいところ!分かっておる水嶋郁!年下の背伸びと成長と年上の翻弄される姿と甘やかしは最高ですよね分かる分かる!!(笑)

 

エンディングの話しに戻ります。失恋エンドは彼が一番好きでした。

誰かを愛してその人を失ったらその愛はどこへいくの?消えてなくなるの?という疑問が彼の中に湧き上がっていて、本当に不器用な人なんだなというのが伝わりました。

彼に関わらず三人とも、【手に入れた後に失うくらいならそもそも手を伸ばさない、離れたままでいい】という考え方なんですよね。でもこれって【大人】だからなのかもしれない。きっと、知らないままの幸せと、失うかもしれない幸せとを天秤にかけた時、傷つかないのは前者だと判断しているから。大人は臆病、だものね。

彼が見つけることができた誰かを想う幸せは同時に失恋の痛みでもあり。幸せなのに痛いのは悲しいです。

 

そうそう、意外だったのが彼が月子ちゃんは甘えていると指摘したことです。周りに守ってくれる人がいることに甘えて鈍感でいることを許してもらっている、という水嶋先生の言い分にはちゃんと見てたんだなと感じることが出来て好印象でした。ワタシもそうだと思います。でも同時にそんな“甘え”に守られた彼女に苛立ちを覚えてきつく当たったっていうのもあるのかな。八つ当たり。そんな大人と子どもの境目で揺れる彼はとても人間らしい。

 

不満に思った部分は、月子ちゃんの恋愛感情の移り変わりが薄く感じたことですね。恋や愛はくだらなくないということを教えてみせるって立場から、いつ彼のことを本気で好きになったのだろうと疑問に思いました。

どんな風にくだらなくなくて、どんな風に恋したのか彼にもっと全力で語ってほしかった!なので、急な彼のキスしていい?に対してイエスを出した時、ワタシは、え?いいの?もう?と困惑してしまいました。

 

 

陽日直獅

 

水嶋√を終えて、一番先生してる先生だからこそ恋愛がどんな風に進むのか想像できなくてわくわくしていました。一線がどんな形で崩れるのかなと。めちゃくちゃ恋に溺れててびっくり!!

あんなに生徒と先生とか言ってたのに親友と親友の想い人のこと解決した途端好き好き一直線でええええ!?良くも悪くも恋は人を盲目にするがまさに体現されていた。肝心の恋愛感情の移り変わりは陽日先生側が弱かった気がしましたが。「お前はいい恋しろよ、俺の分までな」って言っていたのに・・・切り替えが速い・・・

 

他√と違って速足に思えた恋人関係に至る経緯はこの恋の盲目さという問題を取り上げたからですね、途中イチャイチャし過ぎてこの大人どうしてくれよう②!

 

色々申しましたが結論をいうと、物語展開は好みじゃなかったもののキャラ萌えが爆発しました。

初恋同士の溺れっぷりとか、大人として彼女を見守る立場にありながら恋に関しては彼も学んでいくんだなと想像させてくれる所とか、中学生かよと自分につっこみながら照れちゃうところとか、好き!

あと「頑張って足りないならもっと頑張る」という彼の眩しい部分にも光属性好きなワタシとしては惹かれるものがありました。学生時代のスレた雰囲気も好きですが。

 

いちゃつきすぎて関係隠す気ないでしょ?と突っ込みながらもしっかり楽しんだな。

よろけた月子ちゃんを抱きとめて「その、夜久を思い切り抱きしめちゃった…」って恥ずかしい好き!

「オレは夜久が好きなんだ…。夜久をオレの彼女にしたい」「やっべぇ…彼氏とか言っちゃった」かわいい好き!

メール、「今日もいっぱいしゃべれて嬉しかった」にやける好き!

「ちっちゃい手だな」ふにふに、慣れない手を繋ぐという行為初々しい好き!

と上記からお分かりいただけるようにきゅんがたくさんです。これ先生との恋とか信じられないかわいいいいい。です。

 

秋の中で最も恋人として楽しんだ時間は確実に彼と過ごした時間です。こういう好きだと思う部分がたくさんあるのに納得いかない部分もあって、ワタシの中で割と葛藤した√だったように思います。

一番の葛藤は親友の事故について。彼氏がいる好きな女の子を庇って事故にあった親友弘樹くん。彼氏と喧嘩して道路に転んだらしい、陽日先生が彼女を許せないのはまあ察せる。きっかけとなったのは彼女だし、彼女は親友の想いを適当に扱っていたっぽいし。でもこの事故で一番悪いのってその彼氏だった男では??と思うのです。自分の彼女を車通りのある道に転ばせたのは喧嘩していても悪でしょ。だから先生が許す許さないという話しはその男を引っ張り出してほしいなと、ワタシは思いました。

とりあえず親友は超いいやつなので幸せになってね・・・。

 

意外にも印象深かったのは回想エンドです。別れてしまっている二人の気持ちがしっかり通じているのがぎゅっと切なくでも確かに幸せでとてもよかった。月子ちゃんに握らせた手書きで「幸せへの切符」と書かれた紙きれ。教師でも担任でもない俺からってもう、、きゅうん。絶対幸せにするという意思と、まだその道の途中だという決意とが滲みでた字なんでしょうね。これは一生の宝物になるでしょ!

 

で、やっぱり外せない失恋エンド。

「また夜久を手に入れて夜久をなくしたら、オレは耐えられそうにない」「だから、一方的で悪いけど、オレとのことは…なかった事にしてくれ」そんなばなな。「忘れて」じゃなくて、「なかったことに」っていうのが個人的にめちゃくちゃきっつい。あんなにラブラブだった日々をなかったことになんて出来る訳がないでしょうよ!

月子ちゃんが実習生として学園に来てまた会えて、今更だけどもう一度チャンスが欲しいという彼の心をどう受け止めればよいのか。手放しで喜べるほど良い別れ方ではなかったし(良い別れ方ってなんだ)、かといって全て忘れていたらきっと彼女は教師を目指すなんてことはしていないし、二人が再出発するならそれはそれで嬉しいけど彼女の傷を誰か別の人に癒してもらっていて欲しいという気持ちもぬぐえないし・・・!

このあとの物語下さいって思える終わり方でした、妄想で補えないのがじれったい頑張ります。

 

関係ないけど橘くんの私服がほぼジャージ、しかも中学のっていうのは笑った。

 

 

星月琥太郎

 

星月√が一番するするとプレイ出来ました。気付いたらエンディング近い部分までたどり着いていて自分でも驚き。理由としてはお付き合いをはじめることがこの物語の上でゴールになっていたからだと感じました。彼以外は恋人(仮)期間があるので。

 

それと大人との恋を一番王道に楽しめたかな。「お前さ…俺のこと気になってるだろ」「…え」「夜久の態度、露骨過ぎ」「俺が悪かったんだ。夜久を子どもだと思って軽く見ていた」「だけど、はっきり言っておく。俺は夜久を好きにはならない」

好きかもしれないと思った相手に早々好きにならないと言われてしまうの心踊ってしまった。その自ら立てた壁が崩れ去るほどの想いを重ね、そして壊され。そういう攻防戦が大好き。それに私の好みとしては先生と生徒の恋物語は隠さなきゃいけない恋であって欲しいんですよね、、グッジョブ!

 

 

とっても美味しかったのが修学旅行でのファーストキス奪われた奪った案件!

熱で眠った月子ちゃんにいつの間にか募っていた感情のせいで思わずキス、そして月子ちゃんの方も隠さなきゃいけない想いに耐えきれず思わずキス。「ファーストキスだったら、ごめんな…」って言ってるけどそうだったら嬉しいでしょほんとの事を言ってごらん…!(笑)お互い奪いあってる唇に萌えてしまいました。

 

有李からの告白に逃げたことで誰かの想いと向き合う資格はないと恋愛をしなくなった琥太郎先生は恋を拒絶し、怖がり、許せない自分に怒り、諦め、それでも自分を想ってくれる人と自分が想った人と幸せになろうと決断する流れがすごく好きでした。

なので、彼からの気持ちの告白の台詞達にはじーんとくるものがあって切なくて愛おしかった。「すごく愛おしいと思う。大切にしたいと思う。傷付けたくないと思う」彼が想ってくれていることが分かる言葉全てにときめいてしまう!

追われて逃げるという立場から一変、追われて受け止める関係になった途端押しが強くなる所もきゅんポイントでした。大胆になる発言心臓に悪い。

あとあと「今度は、目、つむりなさい」とかこの絶妙な敬語の使い方よ。めっちゃ好き。

 

結ばれた後も心配して不安になってしまう先生だからなおさら愛おしく思います。

恋愛エンドも愛情エンドも自分の元を去るんじゃないかとか、心構えだけはしておいた方がいいのかとか、一緒に住んだら気持ちが変わるかもしれないとか、そんなことを考えてしまうの彼を安心させたいし幸せにしたい。

出来るだけ逃げ道を用意しておく狡い大人が大好き。信じていないわけじゃないのに大事すぎて自分より相手を優先してしまう宿命…。そしてそんなもんいらんわと怒られるまでがセットです。

 

失恋エンドはさ〜〜失恋だった!(当たり前)

水嶋先生の時は痛いけど温もりは受け取ってくれてて、その結果不特定多数を求める寂しさはなくなったのかなっていう捉え方。

陽日先生は未来の余地がある終わり方。

 

星月先生においては、月子ちゃんという好きな人が出来たけど前進出来ず、結局根本的には変われなかったんじゃないかとワタシは感じました。だから一番救いのない失恋なんじゃないかなぁと。「俺のことは忘れなさい。ちゃんと夜久を愛してくれる人に幸せにしてもらいなさい」彼の孤独がより深まったように思えてならない。有李ちゃんの願った幸せになってという祈りから離れててすごく悲しかったです。ざ、悲恋。

 

そういえば水嶋先生、自分の√以外けっこうちゃんとしてたな。自分のこととはなると冷静さに欠けちゃうのかな。それもかわいいな。

 

 

おわりに

 

先生達のわちゃわちゃシーンがとっても好きでした!身長でいじられるなおちゃんやら姉には敵わないこたろ先生やら学園祭コスで盛り上がったりやら。

 

(ずっと疑問だったのですが、スターロードのジンクスって99%以上男子しかいない学園のものとは思えないロマンティックなものなので誰か意図的に流行らせたでしょって思ってるけどどうなんだ!?いやしかし天文や星にまつわることを学ぶ学校なんだからロマンチストばかりなのか?これって偏見?

ちなみにワタシはジンクスには全然ときめかないタイプの人間です!)

 

学生同士とはまた違う恋物語を楽しめたAutumn。アフターこれはまた楽しみ!次の冬も切ないときいているのでどんな展開が待っているやら。ではではお付き合いありがとうございました〜

 

 

ちよこ