ゆるっと。

ゆるっとおたく活動してるちよこのブログ。乙女ゲームを中心にゆるゆる更新。アニメや漫画もすき。おしゃれも食べることもすき。常にときめき追いかけて生きています。

ホーンテッド・オバケストラvol.1 Awaking 感想

f:id:chiyocom_yurutto:20220113004215p:image

 

やっとこさプレイしたぞー!てことで備忘録も兼ねて感想を書き連ねておきます。

 

 

Haunted Obachestraとはなんぞや

 

名前は聞いたことあるけど結局どういうコンテンツなの?って方にも知って欲しいので独断と偏見の感想を織り交ぜてご紹介しておきます。

 

  • 基盤は『モンスター×音楽制作プロジェクト』のメディアミックスコンテンツ
  • ゲームコンセプトは『目でも楽しむボイスドラマ』。恋愛要素なしADVゲーム。主人公は性別選択可能、ボイス付き。デフォ呼びあり。キャスト陣の名前を見てくれ。すごいから
  • 今のところ掘り下げるキャラは一作品につき二名(3人でひとりというケルベロスのエナス、ディオス、トレイスは一名カウント)ですが、サブシナリオが充実している分どのキャラも体感的には登場回数は多いです
  • モンスター×音楽制作プロジェクトと銘打ってるだけあって音楽に力を入れています。むしろこっちがメイン。私は詳しくありませんので割愛しますが同プロジェクトでの活動として過去舞台もあったようです
  • 2022/1/13現在データ販売のみ。アニメイトゲームスにてDLデータorDLカードの購入、スマホorPC(タブレットも一応いけるらしい)のWebブラウザでのプレイになります。私はスマホプレイです
  • 制作は『Poni-Pachet』、通称ポニパチェさん。「OZMAFIA!!」で知ってる方が多いかもですね。作品でいうなら「スチームプリズン」はポニパチェのゆーますさんがメインで携わっています

 

世界観やストーリーは公式ウェブサイトを見れば一発なので、わざわざここで細々と説明するのは野暮なので簡潔に。

 

あやかし/モンスターと共存する街【東京都あやかし区】にある【奏鳴館/ソウメイカン】という館にとある理由で引っ越してきた主人公。寿命も価値観も生体も異なる現代で人間と同じように暮らすあやかし/モンスターと交流を深めていく中でなんやかんやがある物語。

 

Qほのぼの平和なんです?

Aそうでもない

 

なお、時系列ですが

今回プレイ【vol1.Awaking】/引っ越してから学校に編入するまで

2022/3/11発売【vol.2 Bianke】/学校へ編入

 

一部楽曲がサブスクにて配信されています。「まずそれを聴いてくれ…」と言いたいところですが、正直聴くだけでキャラの良さが伝わるか?という勝手な疑問は残る。もちろんカッコイイし可愛いし素敵な楽曲なんですよ。でもだからこそどんなキャラが歌ってるの?ってことを知ってた方が200億倍楽しめる、絶対だ!!

という意味でもゲームをする価値は上がる。

 

紹介はここまで。

以下全体的な感想やらなんやらです。ストーリーにおけるネタバレはしませんが気になる方はご遠慮下さい。

 

 

好きだった、良かったところ

 

✓世界観とキャラクター

圧倒的にこれ。これが全てみたいなところはある。詳しく挙げると、

・あやかし区なるものが存在して人間と共存してるってことがもう面白い。あやかしが公務員になれる世界

・キャラが濃い、会話メイン=フルボイスの本領発揮

・生物としてみんなが違いすぎるのは当たり前を前提に現代版あやかし/モンスター化してるのが新鮮

 

自分は乙女ゲーム大好き!ロマンス大好き!運命カプ萌えます!なタイプの人間なので、恋愛要素がないということはネックでした。ただそれを抜きにしても彼らと仲が深まっていく様子は純粋に「なんそれ、おもろっ!」ってなったのでありありのありです。もちろんほのぼのだけの平坦な道ではありません。なんやかんやが面白いです。なんやかんや。

 

キャラクターの魅力については語るより知ってくれって思うので私のお気に入りを置いときます。結構細かい設定もあったりするので興味があれば公式さん覗いてみてね。

史詠:ユニコーン

処…じゃなくヴァー……でもなく、清らかな乙女が大好きなメガネお兄さん。ユニコーンじゃなかったら危ない。ただ神聖なユニコーンなので。DNAに刻まれた性癖らしいので。メガネは印象操作

エナス、ディオス、トレイス:ケルベロス

地獄の番人のたのケルベロス。3人で一人、1人になることもあるらしいけどどうやってなるんでしょうね?CV新垣樽助さんの演じ分けが凄まじい

エルシア:堕天使

おたくの堕天使。天界はアニメの放送が2週間遅れなのありえないって怒ってた。フォーカスされるvol2で彼の堕天っぷりを拝めたら幸せ

 

✓恋愛要素がなくとも満足できたのは?

ズバリ、親愛度が増しているのがきちんと描写されているから!正直、vol.1の二人って仲良くなるのかなり難易度高めだと思うんですよ。人間への馴染みや共感度という基準で見た時に、登場人物の中でもおそらく底辺に位置するくらい。(まだ他のキャラの深い所をしらないので何とも言い難い部分はあれど)。そんな彼とあんなことやこんなことを通して通じた気がしたことに嬉しくなりました。良い意味で質の高い「キャラゲー」だと思います。

それと私は女主人公である雪葉ちゃんを通じてしかプレイしていないので男主人公でのことは分かりかねますが恋愛、妄想の余地は十分にあります。イグナーツと血に捕らわれた運命の恋がしたいし、メリィと雪葉に執着させる恋愛がしたい。そんな妄想だってあっていいじゃない。

 

 

残念だった、惜しいところ

 

✓システム周りが使いにくいけども

スマホがそんなに大きくないのでタップがめちゃくちゃしにくかった。メニュー画面はもう少し押しやすい場所と大きさにして欲しかったというのが本音。

→vol2で改善されています!!

エンドリストが欲しい!エンドは2パターンありますが見返せたら嬉しかったな。特にイグナーツのが好きだったので。

と、満足はしていないものの、ワンタップでボイスの聞き返しが出来たりスキップが快適だったりオートプレイが個人的にドンピシャだったりマイナスだけではなかったと思います。

 

 

 

ざっくり感想と主観

 

面白かった!このテンポの良い会話センス、ハマる人はハマるはず!

まさに「目覚め」というサブタイトルに沿った内容だと思います。主人公にとってもだし、長く生きているイグナーツやメリィにとっても主人公との関わりの中で劇的なことはなくとも何か「目覚め」があったのだろうな感じました。

BGMがキャラクターソングのアレンジverで登場するのがまた粋です。サブスク配信されてからめちゃくちゃ聞いてるのでそれがこういう形で聞けて「うわあ良いわあ」って何度思ったことか。もちろんOPとEDも素敵。特にEDは雪葉の伸びやかでキャッチ―でかっこよい歌声はずっと聞いていたい。

サブストーリーは一幕→二幕→三幕と進んでいくメインストーリーに挟まれて読み進めるのですがこの読ませ方もかなり良かった。「合間にこんなことやってたよ!」「こんな会話があったよ!」なシステム。ラストにしか読めない&クリアしてからしか読めない、乙女ゲでいうおまけ要素と違い本編に組み込まれていて、キャラクター深堀りゲームとして魅力的に感じました。

 

自分がファンタジーが好きな理由って知らない世界を知るのが好きだから、というのが一つ理由としてあるのですが、その欲求を上手く刺激されます。気になるキャラクターがいるならプレイしてみて!と言いたくなる作品です。重ねて申し上げますが、音楽との相乗効果がある作品です。本当です信じて。エルシアたんがかっこよく歌い上げてる推し尊い感情とか、イグナーツの「知るかばーか!」を聴いてくれ。

 

ついでにオバケストラびっくり情報

2022/3/11発売のvol.2 Bianke。vol1.AwakingのENDの反映可能!(まじか)

→①イグナーツEND ②メリィEND ③両ENDなし

の状態で進められるらしいです。大丈夫?確かにプレイ中「仲良くなったのなくなることになるの悲しいな・・・」なんて思っていましたけれど。vol.3になったらどうなるの?って心配もありますがこれはかなり嬉しい。だってちゃんと仲良くなったんだもんんん!よそよそしくされるの悲しい。

 

 

以上。どうぞオバケストラの住民が増えますように。体験版あります。奏鳴館の同居人募集してます〜

 

2023/1/1サブスク解禁したvol.2 BiankeのOP聴いてくれ

スロウモ by Haunted Obachestra Vol.2 Bianke, エルシア(CV深町寿成), エナス(CV新垣樽助), ディオス(CV新垣樽助) & トレイス(CV新垣樽助) | TuneCore Japan

 

詳しくは公式サイトまたは公式Twitterをチェック!(※関係者ではありません)

 

ちよこ