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ゆるっとおたく活動してるちよこのブログ。乙女ゲームを中心にゆるゆる更新。アニメや漫画もすき。おしゃれも食べることもすき。常にときめき追いかけて生きています。

DYNAMIC CHORD feat.Liar-S フルコン感想

 

 

フルコンしましたので感想です。

ダイナー2作目終わり。楽しかった!

 

【通常版】DYNAMIC CHORD feat.Liar-S Append Disc

【通常版】DYNAMIC CHORD feat.Liar-S Append Disc

  • 発売日: 2016/04/29
  • メディア: DVD-ROM
 

 

※PC ApendDisc 版をプレイしております

※前半(〜キャラ別感想)はネタバレなし

 

 

 

 

 

 

 

はじめに

 

いつものごとく事前情報は最低限です。

ヒロインちゃんがお嬢様な立場なこと、大学生中心なこと、榛名宗太郎は最後がいいのとフォロワーさんより言葉を頂いたことくらい。Liar-Sの前身であるS-leeperにおいてベースが違っていたからあれこんなキャラいたっけ?ってなりました。それくらい知識がない方がヒロインちゃんと共に歩んでいくようで入りやすいんですよね。

 

 

 

ひとこと

 

双海仁菜

:お嬢様と呼ばれることを嫌うお嬢様。根性は本当にすごい。親の言いなりでなく自分の意思で自分の未来を掴もうする姿には共感できるものがありましたが少し流されやすさが目立ちました。特にとあるキャラ√。ワタクシちよことの根本的な相性はよろしくないものの、最後のダメ押しはしっかりと強くあろうとする言動もあったりなので彼女だから彼らを救えたのだろうという説得感と安心感はありました。

 

珠洲乃千哉

:似た者カップル属性わんこ…可愛い…

 

檜山朔良

:ねこ好きのねこ属性そして不器用さん

 

結崎芹

:お、おうう。構えてたけどおおおう!

 

榛名宗太郎

:ハルちゃーん!!抱いてええー!!!

 

 

 

 

推し(好き)ポイント

 

✓再起の物語

 みんなLiar-Sが大好きだからこそすれ違っているのですが、乗り越え、折り合いをつけ、ラストの通じ合ってる会話とか見てるとジーンとしちゃいました。

 

✓わちゃわちゃ

一度気持ちがバラバラになった彼らがわっちゃわっちゃしてるのがすごく楽しかったですし良かったねええ頑張ってねえええてなりました。上記と同じこと言ってるような?

 

 

 

惜しい(残念)ポイント

 

✓一部だれてしまった

というのが冷たくされたりなんだりされながらもめげずに頑張ろうとするヒロインがどうにかこうにか彼らの心に近づく。の流れが展開は違うものの、根本は同じなので少し飽きはありました。

 

 

 

キャラ別感想

 

プレイ順の感想です。

※以下ネタバレ

 

 

 

 

 

 

珠洲乃千哉

 

仁菜ちゃんから逃げて、追いかけられてて、逃げ切ったのに、道教えてといういかにもなナンパにひっかかる善意丸出しな彼女をほっとけず助けちゃう千哉くん。

お決まりな展開だけど、人の良さが分かるシーンで好きでした!芹くん曰く、懐けば尻尾振るタイプと聞いてぽーい!と思ったけど思った以上に好き好きオーラが強くて可愛かった。

 

そもそもLiar-Sメンバー全員外見だけだとクールなような冷めてる雰囲気(ハルちゃんも柔らかすぎて逆に冷めてそう、みたいな)なのに、心を許すと甘えたくん達でレヴァフェメンバーとは違った可愛さを持っているなぁ。(レヴフェはツンとしてても本気の意味でのツンではなかった)

 

概ね予想通りの展開ではありました。面白いなと思ったのがお近づき作戦に犬クッキー(笑)甘いものと犬が好きだからって理由分かるけど仁菜ちゃん直球で素直なんだなぁと感じたシーンでしたね。これには千哉くんも戦略負けだったね。凝ってたもんね、うんうん。

 

芹くんが犬みたいで似てると例えていますが、本当にその通りでわんちゃんカプとワタシの心の中で呼んでいます。

ending2では機嫌直してくださいと言いながら甘いキスをする千哉くんがずるい、ずるいぞ!人前であまりそういう行動をしない人ほど二人きりの時のいちゃいちゃってベタベタに甘く感じる・・・!

ちょっとふいうちくらったのがending3。

Liar-Sは解散、千哉くんはCHIYAとして作曲家で活躍。数年後、仁菜が街頭で懐かしい声に呼び止められる振り返ると、その先にいた人は・・・という終わり方です。Liar-SとしてはBADEND。でも再会した二人が溝を修復して恋がまたはじまればいいと思ってしまうのは仕方なくないですか(> <)!?すでに恋人がいるという更に!more!BADEND!な可能性もありますけどね。描かれていないので解釈は自由ということで。

ここに至る分岐が、朔良くんの辛辣で刺すような射抜くような言葉と視線と態度を受けての選択肢だけれど、頑張って頑張ってあんな風に言われたらそりゃきついよ…。あああでもあの時諦めちゃった彼女が千哉くんと結ばれることはないのかな・・・はー。絶妙なendingでした。

 

ENCOREの方は面白かったのですが、ほぼMERIちゃんの頑張る乙女な恋愛だった。ワタシは好きですよ?生意気なMERIちゃんの努力と一喜一憂を見られて。ただ千哉くんが少し可哀想でした(笑)一生懸命に人のために悩む彼女の姿を見て可愛いといえる彼はいい子ですね!

 

 

 

檜山朔良

 

檜山大先生は猫でした。ねこちゃんのような擦り寄り方と気まぐれと。リアルねこちゃんのお友達たくさんいるからもう彼はねこちゃんです(違う)。

彼との恋愛は仁菜ちゃんが寄り添い支えたいという思いからはじまったもので、一瞬でも心の隙間を埋められたら、という思いで朔良くんの熱を受け止めました。ええっと。…この行動には納得が出来なかったです。「友達」になろうとしているのにそれでいいの?それならこの時点で彼に惹かれていることなり、恋愛感情抱いているなりを認めて受け入れて欲しかったな。拒絶したらもう戻らないような気がするっていうのも理解は出来たけれど、男女の行為において純粋な愛でも悲しみでも何でもいいんです、特に【納得できる心情】を求めてしまうワタシとしては少し物足りなかった。

ごめんと言いながら求めてしまった朔良くん嫌いじゃないむしろ好きでしたがね!また来いよって言葉ときめきましたがね!(笑)

 

ジンさんが朔良くんのことをかわいそうなくらい不器用なんだよって言ってて、せやなせやな、共感〜!!って思いました。期待することも期待されることも諦めてるいのに、Liar-Sを辞めることも歌うのも辞めることもできなくて、負の感情に抗うまでの力を持てず流れに流されて。器用だったらこんな風に本気で歌えなくなるほど自分の思いと世間のギャップで苦しくなることはないよね・・・。

 

仁菜ちゃんは割りと卑屈なのに、肝心な時には光属性ですね!じゃあ逃げましょうと連れ出した行動はすごく好きでした\(^o^)/だからending3の分岐がここになってるのがつら!(結局信頼を得られなかった状態でじゃあ逃げようという言葉は彼にとって癇に障るものだったのね)

 

ラブホの下りでやっとメンバーが同じ方向を向けたこと、仁菜ちゃんへの愛に目覚めたこと、一気に、ぶわっと開けたシーンに思えて良かったー!!ずっと「あんた」だったから名前呼びもときめいちゃったよ!

 

あとやっぱり思っちゃうのが芸能人の家にそんなに通って家の前で待機してて写真とられない?大丈夫?ってそわそわしてしまったよ、ゲームだからね!

 

 

 

結崎芹

 

個別入ってそんなにすぐにやばそうなクスリ使われるの?!ってひやひや。【やばい】の枕詞は【芹】だと言わんばかりにSNSでちらちら見かけていたので、心の準備はしておいたはずなのですが。ひょええ。

この時から、俺のことを認めてほしい、見て欲しい。それこそが俺の予てからの願いだと眠ってる仁菜ちゃんに語りかけておりますがそんな何したの仁菜さん?余りにも深い感情の理由が分からないこの時点で、芹にとっての仁菜は光と闇把握。

この理由は後半に出てきたのでそれまで焦れったく、なんで!?何があったの!?教えて芹くん!!という懇願の気持ちで何度も画面を睨みつけてしまいました。

 

朔良くんに強引にキスされて傷ついてる仁菜ちゃんに追い討ちをかけるように口付ける芹くんくん。「はぁ…何やってんのよ…」「あああーやっちゃった…」なんてそれまでの二人が何だかんだ気持ちの面が先に出来上がってたからなんかこう強引さが際立って?逆に追いかけられる?立場な展開が?超他人事な感覚でプレイしていた気がします(他人事?画面の向こうなので実際そうなんですけれども!)

 

この時点でワタシも仁菜ちゃんも恋に落ちる要素が全くなかったものでしたので、嫌がらせを自作自演して優しくして俺がいるよって言うのめっちゃ洗脳だなって思ってました!(笑)自分に安心感を与えるための。優しくして、泣かせて、傷つけてまた優しくして。よくテレビでみるやつぽいぞ!ついでにいじめについての描写に某乙女ゲ作品の某サスペンス強めな某檻がヒットするキャラを連想してしまったのは仕方ないのです。あちらさんが強すぎるのです。

 

最大級に拗らせた芹くんに可愛いという感情を抱いてしまったのは私が大人になった証拠かしら・・・。こいつを泣かせていいのは俺だけだ。って拗らせ以外のなんなの?一周まわって可愛いわ!!ただ恋愛が楽しいかって言われるとちょっと違ったかな?というのも、仁菜ちゃんの感情の変化についていけなかったから。他の女の人といちゃついてる姿を見せつけられて、ワタシ以外は嫌ってなっちゃったのが急にまた洗脳を彷彿とさせられてしまった。

 

なので、面白かったけどついていけなかったと感じるワタシとしてはENCOREではそういう内面部分に重きを置いているお話しなのがすごく嬉しかったです!

 

「芹くんはかわいそう」「わたしは…そんなかわいそうな芹君のことを、受け入れてあげる」ラストのこの台詞が好きです。ending3は案の定、定番を貫いていてそういう所好き。

 

 

 

榛名宗太郎

 

オネエは嫌いじゃない寧ろギャップ萌えの可能性が宇宙なので好き。しかし思い返すとオネエキャラだいたいサブキャラや友達関係にはいるけど、攻略キャラとして接してなくない?ということに気が付きました。

アイドルとしての彼を語るのはハルちゃんと呼びたいですが、今男としての彼をのお話しなのでハルくんと呼ばせていただこう。

 

ひとまず声を大にして言いたい!男と女の面の使い分けー!!斉藤壮馬くんの声が最高にドンピシャに合っていて大好きでした!!

彼の過去がしんどすぎてレヴァフェの亜貴ちゃん同様、あなたは本当に後で追加されたキャラなの?と疑問を投げかけてしまった。

 

他のメンバーと違って後から加入したハルくんはどんな思いでLiar-Sにいるのか、何か裏があるのだろうか、なんてことを考えてはじめました。変な方向に考え過ぎてたな〜。ただオネエに至るまでの過去が結構えぐみを感じましたね。恋愛過程を含めて一番のめり込んだ物語でした。Liar-Sの再起には直接関わらないけど、メンバー同士の絆という根底の部分で、これも彼、彼らが乗り越えなければならない壁だったのだろうな思いました。忠告や心配はすれど、踏み込まない。本人もメンバーも分かってたけど仁菜ちゃんというきっかけがないと、そこに立ち入ることが叶わなかったのかなと思うと切なさを感じます。

 

仁菜ちゃんをお母さんと重ねて、誰かが壊れるのをみるのはもう嫌、だけど守れるほど強くない。私も、王子様になれたらいいのに。と強くなりたい、でも怖い、そんな心の震えを抱き締めてあげたい・・・!それと個人的に告白が仁菜ちゃんからなのが嬉しかったです◎槙さんに対抗しようとするのも可愛かったし他√では見られないので新鮮で面白かったな。

 

芹が当て馬になっててわお…。自分の√より真っ直ぐに本音ぶちまけてるのでは?と思うくらい公園で晒してた腹黒。自分の思い通りにならない仁菜ちゃんのにムカついて。

枕営業してたのびびびっくりでした。元々の性格とか仁菜ちゃんに対してはあれだけど、Liar-Sに関しては誠実だと思ってたんだもん。彼なりの努力だったのにそれを頭から否定されちゃってまた…良くないし嫌だけど…イラつく気持ちを察してあげたい(T_T)彼にとっての仁菜は嫉妬と憧れの対象っていうのがね。好きですね。

 

にしてもハルくんのおじさんが最低過ぎますな。お母さんだけならず、ハルくんにまで。えぐ…。オネエは自衛の結果だけど、それに感謝なんて絶対に出来ないけど、今オネエであるハルくんは優しい心と傷つく痛みを知って、結果としてそうなってしまった彼が大好きです。

 

萌え萌え部分はやはりワタシにとって最大の友であり敵である「ギャップ萌え」。告白の台詞のひとつである、キミを俺のお姫様にしたいってそう思った。という他の人が言っちゃうとチープな気がしてくるこの言葉は彼だから響く言葉。あと、、お、お、お、おお女の子相手ははじめて・・・ですってよ・・・(小声)

 

ENCOREがとても短かかったのは切なかったけどあるだけ良し。

 

 

 

 

おわりに

 

導入にて、仁菜の留学のタイミングでグッバイサブウェイの曲が始まったのががエモ!ってなってバンドを感じられてお気に入りポイントです◎

 

素人に何が分かる、言われたくないっ!って言うけどその素人に認められなくて拗ねてるのどっちじゃー!とテーブルをひっくり返すような気持ちにもされられたりしましたが!最後まで楽しめましたありがとうございます\(^o^)/

推しは榛名宗太郎くんです。

 

カウントダウンボイスの好きなとこ

・朔良くんの棒読みいえーい

・間違えて渡したメモ(彼女から教えてもらったシチューの作り方)を読まれる千哉くん

・朔良くんに美人で女子力高いってほめられて喜ぶハルちゃん

・発売日当日の彼女を巡るわちゃわちゃ感。そういう時のいきいきとした芹くん

 

DYNAMIC CHORDシリーズ、お次はKYOHSO。プレイはちょっと先になりそうですが、大人な恋愛を楽しめるのでしょうか、期待です!

 

 

ちよこ