ゆるっと。

ゆるっとおたく活動してるちよこのブログ。乙女ゲームを中心にゆるゆる更新。アニメや漫画もすき。おしゃれも食べることもすき。常にときめき追いかけて生きています。

Side Kicks! フルコン感想

 

 

DL版安くなってた時に購入していたサイドキックス

バスタフェロウズ発売までに無事プレイできました\(^o^)/

 

 

Side Kicks!  - PS Vita

Side Kicks! - PS Vita

 

 

 

 

※前半ネタバレなし(キャラ別感想以降ネタバレ)

 

  

 

 

 

 

最初に

 

ネタバレ部分(キャラ別感想)に辛口混ざってます。閲覧はご注意くださいませ。

 

真相の感想は真相に深く関わるキャラと絡めてあります。なので、ネタバレ完全回避したい方は真相までプレイしてからお読み下さい。

 

総合的にはさくっと面白い作品したいなって気持ちの時にオススメできそうです。

 

 

プレイ前後キャラ比較

 


■プレイ前 

 

①チカ

②???A

③???B

④ヒバリ

⑤シシバ

⑥リコ

 


■プレイ後 

①???A

②チカ&???B

④シシバ

⑤リコ

⑥ヒバリ

 

 

容姿性格含めた好みがそこそこはっきりでた結果となった…かな?

???はどっちがどっちかキャラ別でどうぞ

 

 

 

推し(好き)ポイント

 

✓演出が素晴らしく気持ち良い

まず初プレイ時にタイトル画面の音や雰囲気に驚かされました。アニメのように臨場感あったり、ほんとに自分が助手席にいるような気分にさせられました。感動したのが、通常セリフが画面にでてきますが、自分に聞こえていない声がセリフとして画面にでてこず、BGMのように声だけで表現されていたこと。ほんとにちゃんと聞かないと聞き逃してしまうところがよかったです私は特にチカのあの一言が好きでした。

 

✓どの√の事件もわくわくさせられた

レインキラーの事件をベースに様々な事件に巻き込まれます。どれも面白い!繋がってたり繋がってなかったり。真相がわかると振り返りたくなるそんな魅力がありました。

 

✓スチルが好き

好みに左右されるでしょうが立ち絵もスチルくらい綺麗でしたし、スチル差分が多く感じたので動きがあって嬉しかったです!好きなキャラができればなお味わい深くなるのことを体感しました。あと犬がかわいい(動物だいたい可愛い言ってる)

 

 

惜しい(残念)ポイント

 

✓突如やってくる恋愛要素

共通の方にボリュームがあるタイプの進み方で個別に入ります。個別に入ると途端にお互い好きという意識が強くなったことにプレイしていて違和感、気持ちが追いつきませんでした。基本受け身ヒロインちゃんです。所謂「いつ好きになったの?」状態。一部特にそう感じたので恋愛に重きを置く方には楽しめないかもしれません。

 

✓感情移入にしにくさ

入り込んできたと思ったらEPISODEごとに「前回までのサイドキックスは」という軽い振り返りの言葉で区切られてしまうこと、シスイの番組CHANNEL S 、NOTESなど伏線はられてるのかなと思って物語の途中で読んでいましたが高頻度だったことで現実に引き戻される感覚がちょっと苦手でした。どのツールも画面が切り替わるのが面倒だったのかも…。

 

 

 

 

キャラ別感想(プレイ順)

 

※以下ネタバレ注意

 

 

 

 

チカ

 

 プレイ前一番気になっていたキャラです。Twitterとかで?なんとなく?な印象で、大変だけど一緒にがんばろうぜ!みたいな王道メインヒーローだと思ってました。イメージって怖い。口悪い!冷た!!(泣)しかしギャップ狙いはよくわかりましたよええ。やはりこういうキャラがでれると、待ってましたとばかりに画面越しの私の顔が緩みます。

 

共通にて性格が変わってしまったせいで、いつもは強がりと照れで隠してる優しさや恐怖という本音が裸になってでてきて、どうして笑えるのかという問いで愛おしくなりました。そういう疑問を持ち続けていることに弱さと同時に強さも感じます。またチカのキャラと石川界人くんの声がマッチしすぎてるのが良くて…。イノリちゃんに対して消えろと怒鳴ってきっぱり拒絶しているのに本気が見えたのポイント高かったです!そこを越えてめげないイノリちゃんに優しい頑固さを感じて良かった。私だったらふざけんなよぷんすかってなっちゃいますからね!!

ラストだったかな?教会跡地で留まるか去るかの選択肢で去ってしまう方のチカの、行かないで(くれ?)の一言がガツンときましたね、あのチカがですよ。強がりの中の本音がポロッとでてしまうかつセリフ画面なしという所がミソです!!

 

恋愛になるのが早かったですがこんなもんかな?と感じていました。この点ついては許容範囲でないキャラがおりましたので後程…。彼に関してはおはよのやり取りが可愛かったのでよし。チカとマキ、この√が一番わかりやすく正義の在り方についてサイドキックスという作品の根本となっていたように思いました。

 

 

 

ヒバリ

 

先に言っておきます、辛口です。期待していただけに辛口です(泣)

彼の抱える寂しさや虚無感との心の不安定さをベースとした話しの進み方は面白かったし、シオンちゃんを取り巻く環境、不安定さ、悲しみ苦しさは心打たれるものがあってとてもよかったです。それとは別に恋愛面がどーーーうしてもはやすぎてびっくりついていけなかったのが本音。

 

別にああいう軽さを傷つかない為の鎧として纏ってる性格だからヒバリとのキスシーンが早いのはいい。むしろ早くていい。でもあの段階でイノリちゃんはいつビバリさんのこと好きって感じたのか分からない。キスして拒否って踏み込んでいくのかと思ったらそんな素振り全くなく、流されるままヒバリに応じて全く共感できません。無理に手や体を抑えられていたわけでもなくむしろ好意的な雰囲気だったのが消化できず。また、ヒバリもイノリへの気持ちが他とどう違って好きになったのか最後まで分かりませんでした。チカ√も展開がはやいのははやかったけど、イノリちゃんが諦めず踏み込み続けた結果ああなったわけだから分かる。そういうきっかけが感じられなかったのが残念でした。あとは心理分析するのが職業病とはいえどの√でもあんなにも指摘するのはどうかと。分かってても言わない、そんな大人の余裕を私は求めていたのかもしれません…。付け加えるようで非常に申し訳ないのですがヒバリさんの目元の色気が好きです!w

 


リコ

 

こちらもぬるめの辛口です。

この子と恋愛?突然男らしさをだしてくるのだろうという予想通りな展開でした。が、それにしてもその男らしさというのが私の考えているものと違っていた。

いやいやいや!急に迫りすぎでしょ!!ほんといつ好きって思ったの!?僕も男だよという気持ちは分かるけれどもその前に何か…何かあるでしょう:(´◦ω◦`):?という気持ちが勝ってしまいまいました。もともともかわいい系?はそんなに好みではないためまぁうん、て気持ちではじめたので落胆感はヒバリほどはなく。防弾チョッキ重いからという理由で着ない時点で私の感覚とズレすぎていたのは否めませんでした。(真相を終えて考えると身軽に動くため?とか考えましたが答えがなかったので意図があったのかなかったのかは分からずじまい)

 

さらに言うとイノリちゃんに疑問を持ってしまいました。ノラに夢についてあまり人に言わない方がいいと注意するよう促され、クルミちゃんも自分と間違えて誘拐されているというのに、リコ√のイノリちゃんはそのへんぽやんとしすぎかつ堂々としすぎていた。だめよーフラグよーなことをやっちゃうのはうーん。シリアス場面だと余計に際立って嫌悪してしまう。

 

最後にリツが回復の兆しを見せてくれたのは嬉しかったです。ご都合といえばそうだけど、この作品はすっきり終わらせてくれる方向性の方が合うなと思ったので。(←と、真相知る前メモしてしてました。全然後味悪いかったよ( ꒪⌓꒪)w)

 

真相について。

レインキラーの正体でシシバ、ノラあたりからなんとなく疑ってたのがリコ・リツ・クルミ・ヤシロ。リツは無理かなと思ってたけど驚きという意味で都合がいい。クルミの女装は何か関係が?と思ったけど普通に趣味でした(笑)ヤシロはアヤメの黒幕は近くにいるというヒント、Another途中までのタテワキについて話す態度と部屋に細工したのは彼女かな?となぜか思ったこと。(なんでだったかなぁ)

 

ノラ√でレインキラー接触時点でリコの存在が薄かったのが一番もしかしたら、とはなりましたね。で、見ないでと一言があったので洗脳か?とか思ったり。予想は予想に過ぎないので、やはり真実を知るとどっちみち心にささる展開で切なかった…。息子だったとは。レインキラーとして終わらないリコ√でのリコは何を思っていたのか。本当の意味でリコの命も心も救われるエンディングって用意されてないですよね。目を覚ましたリツがどういう思いを抱くのか、想像して悲しくなりました。

 

 


シシバ

 

シシバの時点で攻略4人目、さすがに恋愛で期待することはせず物語を楽しもうという気持ち開始。予想外にもそんなに恋愛面における急展開という急展開よかったです( ˘ω˘ )急にキスされるでもなく、迫られることもなく、彼の孤独という悩みに寄り添う形になってたのが◎

自分がいなくなったら探してももらえるか、自分と同じスペックの人間が現れたら自分なんて、と悩んでいるということは自分の存在を誰かに必要とされたい=必要とされてなかった?愛に飢えて育ったのかな?と思いました。周囲の期待に応えようとするのは唯一になりたいという思いの裏返しと思うとなかなか切ないものを感じます。

 

小さな積み重ねで出来上がったであろう昔からのコンプレックスがイノリちゃんの存在だけで解決するのはちょっと無理あるかなとも思いましたが。好きな人のためなら頑張っちゃうところがとても可愛い!あと犬(ジンジャー)と会話(仮)をするシシバも可愛かった!動物好きなのもっとプッシュしていいと思います♡

 

アヤメというキーパーソンが絡んでくる流れですが絶対いじめとか嘘だこの人と思ってましたよ、まそうだよね。ヒバリがアヤメの心理言い当てた所から爆破事件や彼がどう関わってくるのかそわそわ楽しくなってきました。結局シシバとのゲームを楽しむためという理由に隠された本当の意味での誘拐の理由は「殺されない為に外にいたくない」ということ。ムカつくけどそこには意図があって、信念があって。憎めないキャラでした。暴力しなれてないシシバがアヤメを殴るシーンは爽快でしたっ!

 

 

???(B)

 

ノラの感想です。

EPISODE5と、一応隠しキャラであるノラ!プレイしていく中で結構好感触だったので楽しみにしてました!真相に近いところなだけあってか恋愛面でもそんなに違和感を感じずプレイできました。このクオリティちゃんとできるなら他キャラでも練り上げてほしかったと思わなくもない…。ノラがなぜレインキラーを追ってるのか、償いとはなんなのか、追い続けている=責め続けているということで、過去の自分を悔いている様子にぐっときました。

 

嘘に囲まれて生きてきたノラが本当を見つけるっていう全体の構成が好きだったし何よりレインキラーという存在を自分と近しく感じていることで闇に触れた感覚が好きです。リコ√同様一人で危険な場所へノラを助けに駆けつけちゃうイノリちゃんに疑問を感じつつも、好きだとおもったらもうだめなの、と言葉がなんだか簡単に聞こえるけど深くてそうだよな、好きだとおもったらだめなんだよなと共感したり( ^ω^)

 

最後のセリフで、たぶん黒幕はタテワキですって、いかにもタテワキが黒幕な雰囲気だされていやいやいやーとちょっと騙されそうになっちゃいましたよ!でもあの一言が真相への欲を掻き立てられました♡

 

 

???(A)

 

タテワキの感想です。

ANOTHER=タテワキな位置付けみたいですね。途中確かにタテワキだけど個人的には恋人かなんなのか曖昧さは残るエンディングだったような。大人だから明確になくてもそういうことだから察して的な感じです?

とりあえずタテワキが私の推しキャラです。

でたでた、おじさんが少し年の離れた女の子に翻弄され好きなっちゃってときめいちゃう年の差カプ!大好き!!(笑)ピュアさにやられるパターン多いですよね好き!!(笑)

真相が絡みながらサブ的な位置で恋愛もしてるって感覚でした。エプロン姿可愛いし、映画館で眠っちゃってる相手の握ってたのが萌えました。

 

ゆるさと厳しさを兼ね備えた実はできる男。そのできる部分をみせないところに真摯さを感じるんですよね。親友だったイシザキの死の理由、部下であるリコの犯行、信頼していた仲間だったヤシロの裏切り、彼もとても辛い思いをしているけどそういう風に見せてないのがかっこいい。ヤシロの理由がほんとくだらないものでしたが結局狂う人は狂うし、そういうタイプだったのでしょう。

 

おまけのキススチルが麗しくて二人のいちゃいちゃはもっと見たかったなぁと思いました。  

 

 

ちなみにサブキャラはシオンちゃんが一番すきだけど親しくなりたいのはキララかなぁ。武内くんてあとから知って、合いすぎる\(^o^)/

 

 

最後に

 

 

次回作であるBUSTAFELLOWS、なかなか力が入っているようで発売前の動きがすごい!発売前なのにファンもついてるし期待してます。予約もばっちりです◎「あざやかな悪に染まれ」っていうキャッチコピーも素敵!

 

面白いのは間違いないとは思いますが、サイドキックをプレイした上での懸念がやはりというかなんというか恋愛面ですね。ボリュームがあるみたいですし、ヒロインのテウタちゃんにはCVあり。芯のあるキャラクターでありそうなので大丈夫そうかな思ってます。

 

 

 

ゲームプレイの上で厄介だけどそこさえ抑えてれば大体大丈夫というのがちゃんと納得させられるかという部分だと思います。乙女ゲームも奥が深いなぁ!

 

 

で次は何をしようかなー!

お付き合い下さりありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

ちよこ