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Starry☆Sky~Spring Stories~ 本編感想

 

Starry☆Sky~Spring Stories~

今回は~in Spring~の感想です。

 

Starry☆Sky~Spring Stories~ - PS Vita

Starry☆Sky~Spring Stories~ - PS Vita

  • 発売日: 2016/11/23
  • メディア: Video Game
 

 

※〜After Spring〜はWinter本編まで終えたあとプレイ、後日別記事追加予定

※前半(〜キャラ別感想)ネタバレなし

 

Starry☆Sky~Summer Stories~本編感想

Starry☆Sky~Autumn Stories~本編感想

 

 

 

 

 

 

 

はじめに

 

Springは春の夜空を幼なじみと見上げる学園ADV。このジャンル名その通り過ぎてさすがでした。好きとお声を多く聞いているスタスカ、大好きなハニビさん、ということで期待値高めのスタートです!

 

 

推し(好き)ポイント

 

✓ぴゆわ〜〜!!

身近な存在だからこその思いとか、恋人に変わった時の態度とか、とにかくどのキャラも純度の高いお話しで自分が浄化されるような気持ちに。大人な展開や黒い感情が伴う物語は大好ですがやはりピュアも大好きだー!と思わせてくれました。

 

✓少しずつ変化する感情や関係性

幼馴染を軸に描かれているそれぞれの関係や思いが、スタスカらしい澄んだ空気の中で描かれているのが面白かったです。学園物なんですが、あまりそういう風に感じないのは星月学園という特殊な場所だからなのかなー。

彼らの変わらないもの、変わっていくものを感じられる物語でした。

 

 

惜しい(注意)ポイント

 

乙女ゲームの多様性が広がる前の雰囲気

たとえば「よくも振ってくれたな。学園に女1人だからって調子に乗ってる?」とモブ男子生徒に絡まれたり、よく忘れ物をしたり、独り言を聞き逃したり。

 

✓好意を持たれている状態からスタート

所謂学園で唯一の憧れの女子生徒。幼馴染からは恋という意味で好かれているし、学園内でもモテる。好意を持ってもらうまでの過程は少なくとも春にはなかったです。0から1ではなく1から2への面白さですね。

それと鈍感というスルースキルが目立っていたのでその辺流せた方が良さそう。

 

 

ひとこと

 

土萌羊

可愛い顔して男前かつ紳士(月子ちゃん限定)

 

七海哉太

ロマンチストで乙女で強がり…守ってあげたい

 

東月錫也

世界が違えば絶対闇堕ちEND存在する!キス魔

 

 

 

キャラクター別感想

 

※以下ネタバレ注意

※プレイ順

 

 

七海哉太

思った以上に素直さを感じたキャラクターでした。もっとツン!ケンカップル!って関係かな〜という予想をしていたのですが好意は分かりやすいし何よりとってもロマンチスト。

星月学園に通う生徒はみなロマンチストなんでしょうけれど、照れながらも言葉や態度で示してくれることに純粋さを感じてギャップでした。

 

病気のせいで非力さを振り払うように喧嘩に走ったことや、形に残しておく写真という手段を好む点についてとても彼らしいエピソードだなあと思います。ただその肝心の病気についてが浅くて結局どの程度なのかっていうのがイマイチ分からなかったです。きちんと治療すれば5年後には完治する病気から逃げ続けて悪化させるように病院に行くのを拒否していたり。

幼い頃からということだったので確かに彼にとってのコンプレックスというのは伝わりましたが。好きな女の子に守ってもらう、というのは彼にとってとても受け入れ難いことだったのでしょうね。

 

「もうお前なしじゃ生きていけそうもない。それでもいいのか?」という台詞から読み取れるように強く彼女を求めている様子にトキメキました!手を繋ぐだけであの照れ方っていうのはずるいよ。私の心も白くなってゆく・・・!

 

羊くんが言うように、哉太は月子ちゃんに支えてもらって初めて実力が出せるタイプ。それな過ぎる彼は月子ちゃんがいないとその繊細さで自分を押し潰してしまいそう!

彼との初めてのキスはこちらが恥ずかしくなってしまうほど純度200%でしたご馳走様でした。

 

 

東月錫也

完全なるおばちゃんキラーですやん!歳上に可愛がられるタイプそう〜〜っていうのが彼の序盤の印象(笑)

哉太をロマンチストといいましたが彼もスラスラと言えちゃうのがほんと・・・そゆとこ。「月は蟹座の守護星、俺が月でお前が地球。ずっとそばで見守ってあげられるね」「流石に僕も絶句」あの羊くんが絶句しちゃうほどむず痒いことを素で幼馴染に言える彼はとても強い。

 

しかし大事なことほど伝える気ゼローーー!ぼそっと口には出すくせに「なんでもないよ」「何も言ってないよ」のオンパレード。我慢が習慣化するのって怖いんだよ。それがお付き合い後の関係にもあらわれてる気がするしね?嫉妬の強さや周囲への牽制という形で。

 

そんな彼だから、いつだってストレートに月子ちゃん本人に気持ちを伝える羊くんを羨んでた気持ちを吐露した場面は萌えました!

 

ひとことで言いました闇堕ちENDのポテンシャルを感じた理由は

・輝く笑顔で「くれぐれも手を出すなよ?」

・やたら彼氏と言わせたがる

というようなやきもちを感じる行動がすごーく多かったからです。彼氏と言わせることによって安心するのかもしれない。彼女は自分のものだしたその逆も然り。でキスが多い所もね、独占欲・・・。

 

そこまでの気持ちに気付いていない月子ちゃんが関係の変化を怖がって錫也のその気持ちは勘違いだと言ってしまうのも仕方ないよなぁ。

 

お泊まり男子会の一幕もめちゃくちゃ惚気(笑)「(二人に)笑顔を嫌いって言われても彼女は好きっていってくれるから(♡)」ってとこ笑ったw私もむずむずしてしまうほどのお惚気でした。

 

素朴な疑問としては、月子ちゃんは錫也お手製の美味しいおにぎりを差し入れやらなんやら色んなシーンで食べているけれど、太らないの羨ましい。部活に生徒会に委員に忙しく消費しているのですかねああ羨ましい。

 

 

土萌羊

ギャップでした!可愛いお顔して力持ちで喧嘩強くて大食いで。喧嘩強いのとか月子ちゃんを守れるように、負けないようにって特訓??したのすごい。彼の一番のすごさは幼少期のひと夏の幼馴染に会うために学園にきたってことなんですよね。聞き分けのいい彼が期間限定でもわがままを押し通した、それほど彼は彼女焦がれていたし彼女が救いだったんだろうなぁ。

 

フランスで過ごしていたというのもあって照れくさい言葉ひとつひとつがスマートに感じました。星は無理そうだから僕は君にキスをあげる、とか好きでしたね〜んふふ。

 

「フランスでは恋人のことを宝物って意味の言葉で呼ぶんだ」なにそれすきーと思ったらすぐ調べました。他にも沢山あると言ってたけど本当に沢山あるんですね、面白いっ!私のハートとか愛とか宝石とか動物やスイーツまで。さ、さすがフランス。

 

一貫して愛情表現をしていた彼ですが告白するまで応えを求める素振りは全くありません。そこがまたスマートというか。再び会えただけで、近くにいれるだけで、話せるだけで、そう考えていたはずの思いがいつの間にか傍にいて欲しいになるの良い・・・。初恋同士の遠距離恋愛、星という目に見えるものを通して想える、繋がるものがあることがよりロマンチックな気持ちになりました。

 

笑ったのがグッドエンドの月子ちゃん達の卒業の日に帰国してのプロポーズ。「やっとこの言葉を伝えられる。ずっとずっと言いたかった…」「僕のお味噌汁を、一生作って下さい」可愛いなああ!父も絶対おちゃめな人だ!月子ちゃんの一番の得意料理がお味噌汁になる日はそう遠くない。

 

 

 

 

おわりに

 

まずは春!ということで純と爽やかに終えました。

Summer以降のどのキャラの√でも、3人の幼馴染の想いが頭を過ぎるんだろうなぁと少し胸がきゅっとなります。それぞれの√で幸せになってくれ!

VitaとPSPとAfterと、OPが色々あることに気づき、違いや素敵さに目を奪われています。冬まで終えた時の感想を楽しみにすすめてゆきます。

 

ではお付き合いありがとうございました。

 

 

ちよこ